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北枕は縁起が悪い?|宇都宮の葬儀・家族葬なら市民ホールグループ

宇都宮市のお役立ち情報

北枕は縁起が悪い?

2020年09月29日

子供のころ、「北枕は縁起が悪い」としつけをされ、北枕を避けて来た人は多いのではないでしょうか。そもそも、「北枕」とは何のことで、なぜ縁起が悪いと言われるのでしょうか?

北枕とは、その言葉の通り北に枕を向けて寝ることを言います。仏教の開祖である釈迦が、入滅の際に頭を北、顔を西に向け、右わきを下に向けて横たわる「頭北面西右脇臥(ずほくめんさいうきょうが)」の姿勢をとったことに由来しています。釈迦が「頭北面西右脇臥」で横たわった姿が描かれた「涅槃図(ねはんず)」を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。その顔を向けた西には極楽浄土があると言われ、周りには弟子たちが嘆き悲しむ姿が描かれています。

このようなことから日本では、釈迦と同じ姿勢を取ることで、故人が極楽浄土に迷わず向かえるようにとの思いを込め、死者の枕を北に向ける習慣が出来ました。本来、仏教の教えでは生者が北を枕にすることを禁じる教えはありません。「北枕」の意味は釈迦が最後に取った姿勢を死者に模倣させることで、成仏を祈るためのものであり、また死者と同じ姿勢を取ることで「死」そのものを呼び寄せてしまうのではないかと考えられたためです。北枕には諸説あり、右わきを下に向けるため心臓の負担を減らし、むしろ体に良いと言われたり、風水では北を枕にすると運気が上がるという考え方もあったりします。同じ仏教国のインドや中国では、日本と違って「北枕」は縁起が悪いという考え方はなく、仏教の教えを発端とした日本独自の考え方のようです。

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