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知っているようで意外と知らないお盆の常識①|宇都宮の葬儀・家族葬なら市民ホールグループ

宇都宮市のお役立ち情報

知っているようで意外と知らないお盆の常識①

2020年07月24日

お盆とは正式には「盂蘭盆」といい、古代のインド語の一つであるサンスクリット語の「ウランバナ」を漢字にあてはめて読まれた言葉です。

お釈迦様の弟子の目連は、母親が死後の世界で餓鬼道に堕ちて飢えに苦しんでいる姿を見て、お釈迦様に母を救う方法の教えを請いました。その教えに従って、布施や供養を僧侶や多くの方々に施したところ、その功徳により母親は極楽浄土に行くことができました。それ以来、目連が多くの人に施しをした7月15日は先祖供養の大切な日となったと伝えられています。また一方中国では、仏教以前から死者への祖霊の儀式もありました。これらが一緒になって日本に祖霊信仰として伝わってきたとも言われます。お盆の時期お寺では「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という法要を執り行います。各家庭ではお盆には故人の霊が帰って来るといわれ、お供えや提灯を飾ってお迎えします。

 

お盆の期間は?

旧暦の頃(明治時代以前)のお盆は7月15日を中心として、13日に迎え火、16日に送り火を行なっていました。新暦になると、お盆の期間が農作業の繁 忙期と重なるため、ひと月遅れの8月13日から16日にお盆をするところも多くなりました。現在も地域によってお盆の時期はまちまちですが、大きく分けて7月13日から行う地域と、8月13日から行う地域があります。

 

初盆(はつぼん)の意味

初盆とは、故人の四十九日が済んだ後、初めて迎えるお盆のことです。初盆には、故人の霊が初めて家に戻ってこられるので、普段のお盆よりも丁寧にお迎えします。僧侶を迎えて読経をしていただいたり、ご親戚や故人に縁があった方がお参りに来たりということもありますので、準備は通常のお盆よりは少し早めに行うことをおすすめします。

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