2020年10月03日
近年、ライフスタイルや宗教観の変化から、自由な形式で葬儀を行う「無宗教葬」が少しずつ増えています。無宗教葬とは宗教者を招かず、宗教的な儀式を行わないお葬式をいいます。例えば、仏教式でいう位牌や戒名、読経や焼香などはありません。故人の好きだった音楽を流したり、好きな花を飾ったりなど、遺族の想いを形にして行うのが特徴です。自由な形式で行う葬儀で「自由葬」と呼ばれることもあります。
無宗教葬を選ぶ理由として、「宗教にこだわりがない」、「形にとらわれず故人を見送りたい」、「費用やお布施など経済的な負担を抑えたい」などがあります。故人らしさを演出して偲ぶことができる無宗教葬ですが、従来の葬儀とは異なる点も多いため、事前に親族や周囲の方の理解を得ることが大切です。特に年配の方には馴染みがなく同意を得にくいことがありますので、後々トラブルにならないよう納骨や供養のことも含め充分な話し合いが必要になります。
さまざまな社会事情により多様化していくお葬式ですが、市民ホールグループでは家族の想いをカタチにしっかりお見送りできるようお手伝いさせていただきます。
無宗教葬について詳しくはこちらをご覧ください👉『お坊さんのいないお葬式』