2020年06月28日
みなさんはお墓参りや参拝、法事などで行く機会も多いと思いますが、寺院とはブッダを開祖とした仏教の教えに基づき、建てたものとされています。宗教活動の中心となる寺院は、仏像が安置され、僧侶が住み、修行する場所でもあります。 宇都宮にも、実に約80か所以上の寺院が存在します。
小規模の寺院は檀家制度によって経営を支えられ、檀家の墓を保有管理し、葬儀と年忌を取り仕切る役割をするのが一般的です。
一方、観光客を受け入れて、参拝客を集める寺院もあります。京都、奈良、鎌倉などの有名寺院には、年間を通して多くの人が訪れます。
寺院における聖職者は一般的にお坊さんと呼ばれている「僧」です。僧は仏教修行をする他に、説教をする、お経を読む、寺院や墓地の管理を行うなどの仕事をしています。「和尚」は教えを説く僧のこと、「住職」とは寺院に住み込んでいる僧のことをさします。また、仏教修行をする女性の僧のことを「尼」といい、男性の僧と同じく仏事に関する法要を行っています。