2020年07月18日
戒名は、一般的に仏門に帰依(きえ)したときに授かる名前で、菩提寺でつけてもらいます。遅くとも葬儀までにはつけてもらいますが、菩提寺が無い方は葬儀社で紹介してもらったお寺で授けてもらうことができます。ただし、納骨先が寺院の墓地になる場合には、そのお寺から戒名を授けてもらうことになりますので注意が必要です。
戒名は宗派により呼び名が異なり、浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」といいます。総称して「仏名(ぶつみょう)」と言います。本来、戒名は生前に出家して仏門に入り、戒律を受け入れ仏の弟子になった人に授けられます。今日では、一般の人が仏の弟子として極楽浄土に往生できるようにするため、死後に戒律が与えられ戒名を授けてもらいます。