2020年08月03日
人気のある品物はいくつかありますが、実際にお供えした後のことを考えて特に重宝されるのが「お菓子」です。
お盆の時期には親戚や友人知人がたくさんお参りに来てくれることもあり、大量に受け取ったお供え物を遺族が持て余してしまうこともあります。また、手ぶらで帰すのは申し訳ないと手土産を用意する遺族もいます。
そんな時、小分けに包装されたお菓子だと、お参りに来てくれた人におすそ分けしやすいので喜ばれることが多いです。
お盆が夏真っ盛りの時期であることを考えると、食べやすいゼリーや水ようかんなどがおすすめです。また、和菓子も幅広い年齢層に受け入れられやすいですし、日持ちを重視するならクッキーやマドレーヌ、煎餅などの焼き菓子も良いでしょう。
お土産として配られることも考慮し、できるだけ個数が多く入ったお菓子を選ぶのがポイントです。
また、地域によってはお供え物として団子を作ることもあります。日本では昔から「飲食」の一つとして団子が供えられる風習があり、お迎え団子やお供え団子、送り団子など3種類も用意してお供えすることもありました。
現在では扱いにくいためお供え物として人気とは言えませんが、伝統に習いたい場合は遺族に了解を取った上でお供えすると良いでしょう。