2020年06月24日
海外に行くと「宗教」について考えさせられる機会があります。
インドではヒンズー教の信仰が生活に根づいていますし、ヨーロッパではキリスト教の美しい教会が、中東では髪の毛を覆ったイスラム教徒の女性が目につきます。
日本では、お正月には神社へ初詣に行き、クリスマスは盛大にお祝いしますが、お葬式では、仏教の各宗派、神道、キリスト教、新興宗教とさまざまな宗教の習わしに従って行います。
宇都宮にも多くのお寺や神社がありますが、特定の宗教を信じる人が少ないため、日本はよく「無宗教」といわれています。
最近では、宗教的な儀式にとらわれず、自由な形式で行われる葬儀を選ぶ人も一定数の割合で増えています。一般的に「自由葬」と呼ばれるものです。
自由葬には確立したスタイルはありません。主な流れとして、開会の言葉のあと、黙祷、故人の経歴やスライドショーの紹介、別れの言葉、献花、喪主の挨拶という形を取ることがあります。また一例として、音楽好きの人を生演奏や好きな音楽で見送る「音楽葬」もあります。
「宗教」に関しての価値観や考え方は人それぞれですが、どのような形であれ故人の尊厳を大切に、しっかりとお見送りしたいものです。
宇都宮・鹿沼のお葬式は「市民ホールグループ」までご相談ください